おうちでサバイバル【10】 Suaoki ソーラーチャージャー60Whをカーテンレールに吊るして普段使いしてみた
おうちでサバイバル【8】・【9】でもご紹介していましが、ポータブル電源は充電容量150Whと、極力小型のSuaoki S270にしました。
なので、充電しながら停電を乗り切れるようにコンパクトな Suaoki ソーラーチャージャー60Whも一緒に購入しました。
このふたつは直販店のセット販売もされています。
電源容量と充電速度がちょうど良い組み合わせだということと思いますので、安心感があります。
通常はセット販売のほうが割安のようですが、私が購入したときは、Suaoki S270 の割引セール中だったので別々に購入し、セット価格より少し安く買えました。
時期をずらして、それぞれのセールを狙うのが良いかもしれませんね。
Suaoki ソーラーチャージャー60Wh 外観
システムバッグみたいに折りたたんだ状態で梱包されて届きます。
タバコの箱でわかるように非常にコンパクトかつ軽量(重量1.996Kg)です。
強力なマジックテープ付
拡げるとこんな感じ
しっかり保護された出力ポート部
接続部はチャック付のポケット内に収納されていて、屋外で使用してもホコリや砂などにさらされにくく設計されています。
USB及びDC出力ポートに接続したところ
USBケーブルをポケットWi-Fiに接続すると充電され始めました。
DCケーブルはラジオライトへ接続しています。
カーテンレールにS字フックで吊せる
充電効率を考えればベランダへ出して直射日光を垂直に当てるのが良いでしょう。
普段、スマホなどの充電に使うくらいなら、この方法が楽ちん!
あまり使っていない、物置みたいになっている部屋のカーテンレールにS字フック2つで吊るしてみました。
反射光でご近所に迷惑をかけていないか確認しましたが、大丈夫でした。
カーテンを内側で閉めることもできます
カーテンは内側で閉めればオッケーです。
さっそく非常用のDC充電可能なラジオライトに接続してみました。
ちゃんと充電中のライトが点灯しています!
付属の接続コード・プラグ類
普段使うのはセッティングが楽なほうがいい
ポータブル電源もそうですが、購入前には電気音痴の私でも使えるのか心配でした。
が、買ってみると意外に簡単。
特にソーラーチャージャーはパネルで発電したものをUSBポートやDCポートに接続して拾うだけ。
使い方は、とてもシンプルです。
もちろん、一戸建ての屋根に取り付けてあるようなソーラーパネルと比べると発電量は微々たるものですが、それでも停電時には役立ちます。
太陽光発電で環境に優しいのも嬉しいですね(*´ω`*)
停電時用にしまっておくのはもったいないので、
普段はモバイルバッテリーやiPodの充電に使ってみています。
普段は発電効率が度外視でカーテンレールにつるして使っているので、
セッティングは超簡単、ストレスなく使えています!
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おうちでサバイバル【9】 「しゅっとした」Suaoki S270 QC3.0対応・Type C非対応
おうちでサバイバル【6】〜【8】では、非常時の電力の用途を
「どうしても電気が必要なこと」
に絞り込むことができ、
必要な電力量を推定して電源とソーラーチャージャーの購入を決める
こともできました。
では、実際に私が購入した小型ポータブル電源をご紹介していきます。
* 電気は専門外なので多少の難はご容赦ください(>人<;)
頼りになる小型ポータブル電源 Suaoki S270
蓄電池の価格は年々下がってきており、比較的低容量のポータブル電源(100〜500Wh程度)なら数千円〜数万円で購入できるようになりました。
アウトドア用にお持ちの方も増えていると思います。
重量も1〜5kg程度で、簡単に持ち運びもできます。
検討の末、私が購入した Suaoki S270 は・・・
容量は150Whとポータブル電源の中でもかなり小型です。
携帯充電用のモバイルバッテリーのもっとデカいみたいなやつで、
携帯電話を何回も充電できる、
- USBポート4つ
- 直流(DC)出力ポート4つ
- 交流(AC)出力ポート2つ(非常用)
もあるからあちこちいっぱい刺して使える、
おまけにLED照明までついてくる、
と、そんな感じです。
重量1.3Kgなので、まさしくモバイルバッテリーに毛が生えた感じです。
値段は通常で13000円台とリーゾナブル。
セールを狙ったり楽天ポイントで稼いだりすれば、実質10000円を切ることは充分可能。
Suaoki S270 外観
まずこの、関西風に言うところの「しゅっとした」外観に惚れ込んでしまいました。
最近出たS370もなかなかスタイリッシュですが、容量が322.56Whと倍以上に増えたぶん、値段も倍以上高くなっています。
それならS270を2個購入して、別々の部屋で使うというのもありですね。
底面の機能表示
スペック詳細を確認できます。
交流(AC)出力ポートが2つ
100W (Max 150W)
ただし、家庭用のきれいな正弦波ではない修正交流波という波形のため、
使用は非常時のみ
と限定されています。
充電量インジケーター
中央の電源マークのボタンを押すと、
充電量がチェックゲージで5段回に表示
されます。
5つ全部点灯すればフル充電。
LEDライトつき
点灯、点滅ができます。
LED照明点灯時
LED照明は非常に明るいです。
部屋全体を照らす様なものではないですが、テーブルで食事するていどには充分な明るさ。
付属のACアダプターで充電
充電中の様子
DC入力ポートは15V/2A で充電されます。
計算上は1時間で30Wのスピードなので5時間で終了ですが、
実測でフル充電まで7〜8時間
と表示されています。
どれくらい充電されたかがゲージの点灯で一目瞭然です。
購入時は、ゲージ4まで点灯していましたので80%くらいは充電された状態で届いたことになります。写真は5ゲージ目が点滅中。
USBポートが4つ・1つはQC3.0対応
USB ポートは携帯電話の充電に大切です。
Suaoki S270 には、
5V/2.1A Max のUSB Type A 用ポートが3つ
もあり、10Wの急速充電ができます。
ただし、手持ちの充電器と充電コードも急速充電に対応している必要があります。
私はiPhoneですが、、
iPhoneを買うと付いてくるキューブ型充電器は5W(Output 5V・1A)で、急速充電できませんから気をつけましょう。
iPadに付属している12W Power Adapter (Output 5.2V・2.4A) なら急速充電できます。
また、充電コード(ライトニングケーブル)は、同じUSB Type A でも2Aのものと1Aしか流れないものがあり、注意が必要です。
欲を言えば、iPhone8以降が対応しているPD(Power Delivery)充電用のUSB Type C ポートがあると、さらに速く充電できるので嬉しいです。
新しく出た上位機種、Suaoki S370 には USB Type C ポートが出入力とも実装されており、iPhone 派で予算に余裕があればオススメです。
逆に言えば、そのおかげでSuaoki S270 が値崩れしやすくなってお買い得なタイミングのようです。
Type C ポートがなくても全然構わない!という方は、この機会にS270 を狙ってみては。
さらに、18W/4.9V QC3.0対応のUSBポートが1つあり、急速充電よりさらに早いと言われる高速充電ができます。
iPhoneは今のところQC規格に対応していないようですが、Android の方にはありがたいポートですね。
直流(DC)出力ポートが4つ
9-12V/10A (Max 15A) 120W (Max 180W)のDC出力ポートが4つあります。
LEDライトやサーキュレーターなどのDC家電が使えます。
付属のプラグ・コード類
シガーソケット用プラグ
アダプター
シガーソケット用プラグにこのアダプターをかぶせて、DC出力ポートに接続できます。
ソーラーチャージャーコネクター
ソーラーチャージャーコネクターが標準でついています。
先にも書きましたが、上位機種S370が出たのでS270はキャンペーンなどもよく見かけます。
今後の割引に期待です!
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おうちでサバイバル【8】 そしてようやく、小型ポータブル電源とソーラーチャージャーに決めた
「どうしても電気が必要なこと」に電力は1日どれくらい必要か
「どうしても電気が必要なこと」を絞りこみ、低消費電力の家電をできるだけ揃えることにしました。
そうすると、停電中の1日にどのくらいの電力がいるのか、およそ見当がついてきます。
例えば、携帯電話。
安否確認の電話やメール、SNSのやり取り、情報収集のためのネットニュースや動画の閲覧。
災害による停電のときは、携帯電話を多用することが予測されます。
1台の携帯電話をフル充電するのに必要な消費電力は、機種にもよりますが、10〜15Whくらい。
1台に2回充電できれば充分かと思いますが、家族の台数ぶん必要ですね。
私の場合だと2人分で1日40〜60Wh要る計算です。
ラジオや照明、扇風機などは、5Wh前後のできるだ消費電力の少ないものを厳選することにして、1日100Wh強の電力があればなんとかなりそうです。
停電が1週間なら、1000Whくらいになりますから、選択肢は2つ。
- 1000Whくらいのポータブル電源で1週間乗り切る
- 1-2日分の容量のポータブル電源をソーラーチャージャーで充電しながら使う
当初、大きめの電源を購入した方が不安がないかとも考えましたが、停電が1週間で終わるとも限りません。
電気が尽きることがない安心感を得るために、「2」の方針にして充電用のソーラーチャージャーの購入を決め、ポータブル電源は1日ぶんの消費電力100Whを下回らなければいいかなと、思い切って小型に。
使ってみて不足があればもう1個買い足すほうが、電力を部屋で分散して使えて使えていいかな、と考えています。
大容量の電源を準備するに越したことはありませんが、そこは予算と相談して、ですね!
そしてようやく、小型ポータブル電源とソーラーチャージャーに決めた
1日分の必要電力量を
- 携帯電話やラジオなどを充電できる
- LED照明を中心に消費電力の少ない家電なら稼働・充電できる
として1-2日分(100-200Wh、2人家族で計算しています)くらいの電力量の電源を選ぶことに。
ソーラーチャージャーさえあれば、電気の復旧が遅れても電源が尽きる不安が和らぎます。
あと、大事なことはコスパです。
ポータブル電源の価格は年々下がってきており、比較的低容量のもの(100〜500Wh程度)なら数千円〜数万円で購入できるようになりました。
アウトドア・グランピングにも活用されていますね。
検討の末、私が購入したのはこちらのSuaok ポータブル電源 S270です
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重量1.3Kg、これぞポータブルです。
容量150Whとかなり小型になりましたが、複数の携帯電話を充電したり、LED照明を日没後から就寝まで長時間使うなど、「どうしても電気が必要なこと」はしっかり満たしてくれます。
フル充電しておいて2日くらいの間に、少しくらいは日が照ってソーラーチャージャーで補充できるだろう、くらいの楽観的なイメージですが。
また、かなり小型にしたことで予算は大幅に余裕ができました。
使ってみて足りなさそうならもう一台購入して、
150Wh + 150Wh = 300Wh
にすればいいや、と思っています。
同時に購入したSuaoki ソーラーチャージャー 60Whです
収納時サイズは29cm×16cm、厚み7cmと非常にコンパクトです。
重さも約2Kgなので、家で使う程度の持ち運びや設置は楽勝です。
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お得なセット売り価格で販売されていることもあるので、見逃さないようにしましょう。
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さて、ようやく準備が整ってきました( *´艸`)
非常時に充電切れで使えないとか、いざというときに暗い中で使い方がわからない、では残念。
せっかくの太陽光発電なので、普段も携帯電話の充電やポータブル電源の充電に使って、慣れておくようにします。
それぞれの製品の詳細や使用感も、後日レポートする予定です!
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おうちでサバイバル【7】 大切な情報収集を優先 照明も消費電力の少ない家電で
停電時には、
- 普段の家電はあきらめ、代替できるものを探す
- 電気は情報収集など、優先度の高いことに使う
- 消費電力の少ない家電をうまく利用する
という方針で進めてきました。
カセットガスを使って、調理や暖房はなんとかなりそうな印象です。
でも、どうしても電気がないと困ることもありますね。
大切な電気は「どうしても電気が必要なこと」に優先して使う
普段使っている、エアコンや冷蔵庫、電子レンジなど消費電力の大きな家電はすっぱりと諦めることにしました。
ここからは諦めきれない、
「どうしても電気が必要なこと」
を、優先度から絞っていきたいと思います。
- 連絡・安否確認:携帯電話
- 情報収集:携帯電話・ラジオ・PC・タブレット・ポータブルTV
- 照明:懐中電灯・卓上ライト・ランタン
- 体温調節:扇風機・サーキュレーター・電気毛布
被災時は、携帯電話での連絡・安否確認や、情報収集がとても大切です。
携帯電話の充電切れは、精神的にも追い詰められます( ゚Д゚)
携帯充電用の1000円前後でも買える小さなモバイルバッテリー。
今ではどこの家庭にも数個あると思いますが、1週間も停電されると心もとない・・・
携帯電話以外に、ラジオやポータブルTVなどの情報源もあればさらに心強いし
気分転換にもなります。
さらに、日没後に照明が十分でないのは、身動きが取れずストレスの原因に。
冬の日没、5時に真っ暗でもさすがに眠れない(・∀・)
また、真夏にエアコンが使えないと熱中症の危険性も。なので、
扇風機くらいは欲しいところです。
消費電力を低く抑える工夫をしよう
できるだけ消費電力を低く抑えて使う工夫も大切です。
- USB家電を使う:ポータブル電源にはUSBポートがあります、USB家電は諸費電力も非常に低いです
- 直流(DC)用の家電を使う:ポータブル電源には12Vの直流(DC)出力ポートがあります
- LED照明を使う:圧倒的に消費電力が低いです
つまり、
USBか直流(DC)ポートに接続できる家電で、
照明器具ならさらにLEDを選ぶ
とうことですね。
USB家電も直流(DC)家電も、照明や扇風機など種類はまだまだ限られていますので、今後に期待です。
* 私が試した低消費電力の家電も、他の記事でご紹介したいと思います。
おうちでサバイバル【6】 消費電力をガスで減らす カセットガスで調理と暖房
おうちでサバイバル【5】で検討した結果、
我が家では大型の非常用電源は見合わせることにしました。
ポータブル電源の場合も、中途半端に大きな容量のものを求めても普段使っている家電を使うには非常に心もとない印象でした。
なので、停電時には
- 普段の家電はあきらめ、代替できるものを探す
- 電気は情報収集など、優先度の高いことに使う
- 消費電力の少ない家電をうまく利用する
こんな考え方で備えてみたいと思います!
調理はカセットコンロで代替
大容量といえど、文字通り「持ち運べる」サイズのポータブル電源では、
普段通りには家電を使えない
ことがわかり、すっぱりあきらめることにしました。
さて、普段は電気を使っていることで、代替できるものがあるでしょうか。
そうです、非常時のお役立ちナンバーワン、
カセットガス
ですね。
調理はカセットコンロでほぼ賄えてしまいます。
お湯も沸かせます。
ご飯も炊けます。
コーヒーも飲めます。
むっちゃ便利です!
暖房はカセットガスストーブで代替
さらにさらに❗️
カセットガスストーブ
ってご存じでしたか?
アウトドア派の方はよくご存じかもしれませんが、私はこの記事を書き始めてから知りました。
カセットコンロに使うのと同じカセットガスで
使えるストーブがあるんです!
電気で暖房しようとすると、エアコンにしろ電気ストーブにしろ、
かなりの消費電力になります。
が、カセットガス1本でおよそ3時間(機種による)も暖房が可能なのです。
停電時の調理と暖房はカセットガスで代替
これで家電をかなりカバーする感じです!
* 具体的なカセットガス器具については、別の記事でご紹介する予定です。
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