あやかし好き垂涎 水木しげるロード。 妖怪色なし実力勝負のかき氷「うえだ」は恐ろしく美味い。
水木しげるロードのお楽しみは米子駅から始まっている
ずっとずっと行きたかった、水木しげるロード
鬼太郎を観て育った?世代にはたまらないスポットと思います。
しかし、境港は遠い・・・
関西から岡山まで新幹線はすぐですが、そこから「特急やくも」に乗り換えて米子駅まで2時間ちょい。
やっと鳥取着いたどー!
ほっとするのもつかの間、米子駅で境港線に乗り換えて、水木しげるロードのある境港駅終点まで、なんと45分もかかるのです。
そのため、片道なんと4時間ばかりかかる計算。
このローカル線をネックに感じて、なかなか行く気になれなかったのです。
が・・・この最後のローカル線は、アトラクションの一環と思える構成になっているのです!米子駅についたら、そこからすでにお楽しみの始まりです。
境港線は妖怪電車のアトラクション
岡山駅から米子駅までの特急やくもの2時間ほどは電波も悪く、携帯はつながりにくいです。が、おやつしたり遠くに大山を眺めたりであっという間でした。
でも、自宅から3時間近い電車移動でそろそろ疲れが・・
なのに、水木しげるロードまで境港線に乗り換えて45分とは。
しかたない、境港線は何番線??・・・ん?
0番ホーム?!
しかも看板の案内は目玉おやじ。
この時点で一気に疲れがふっとび、うきうきモード全開です。
ホームにはすでに妖怪列車が。
往きで乗ったのは鬼太郎車両&ねずみ男車両でした!
電車天井にもねずみ男。レトロな扇風機が旅行気分を盛り上げます。
他にもこんな車両が。
子泣き爺車両
猫娘車両
どの車両にあたるかはお楽しみ♪
米子駅から境港駅までの各駅にはすべて、妖怪にちなんだ愛称がついています。
水木しげるロードのお楽しみあれこれ
全長800mlのロード両側におみやげ物屋さんや飲食店が並んでいます。
スタンプラリーでサウナに入ろう
境港駅構内にある観光所でスタンプラリーのシートをもらい、全部ゲットできれば観光所4階になるサウナを無料で利用できるそうです。
177体の妖怪ブロンズ像
水木しげるロード沿いには妖怪ブロンズ像が並んでいて、これを見ながらの観光がとっても楽しいですよ!
総計177体に及ぶらしいので、何体見つけれるかチャレンジしてみては。
私のお気に入りの妖怪像はこちら↓
まるげ
超人気の、いったんもめん:みんなが触りまくるからか、色あせがwww
ばけぞうり
二口女:団子も二人前必要でエンゲル係数高し。
枕返し お決まりはどうしても言いたくなる 枕投げw
ご存じ、鬼太郎
こりらは水木しげる夫妻の像
妖怪マンホール
歩道の小さなマンホールも妖怪の絵付き!
「おすい」は他に言い回しなかったのかな・・・
せめて「はいすい」とか、100歩譲って「げすい」とか。
ちょっと一息、甘味処
さてさて、到着したのは、すっごく日差しが強い日でした。
日傘もってこなかったのはつらかった。
冷たいものが欲しくなってたところに、ソフトクリーム屋さんが。
しらす⁈ ( ̄д ̄;)
生臭いソフトクリームを想像してしまい、勇気なくて買えず。
そうだ、暑い日はやっぱりカキ氷です!
こちらは、カキ氷屋さん「うえだ」
写真の通り、小汚い(失礼)外観・・・
が!
実は超有名な、行列必死のお店なのです。
日曜でしたが、3人待ちくらいだったので即並びました。
1個あたり3分くらいで作っておられましたが、私が並んだあと、7-8人の列になってきました。タイミングよかったぁ。
フルーツ系カキ氷のシロップは全て手作り
大人ないちご・キウイ・ベリーベリー・ブルーベリー・スイカ・梨・・・
未体験の味のうち、スイカは残念ながら完売していました。
せっかく鳥取に来たので、「梨」を注文。
色が薄いので見た目たいしたことなく、インパクトはイマイチ。
とりあえず一口。
ほぇ?うっまーーーい!!!( ゚Д゚)
氷はふわふわ、口の中ですぐに溶けていきます。
形を整えるための氷の押さえ方も、絶妙な仕上がりです。
梨のシロップは・・・シロップというより、ほぼ梨。
梨をすりおろしてトッピングしたような、果物そのもの。
梨独特のざらざらした食感が適度に残されていて、しかも甘さ控えめ。
間違いなく、今まで食べたどのフルーツ系かき氷よりもダントツ美味しいです。
前の方は大人イチゴ、後続の女子高生はキウイを食べていましたが、どちらも美味しそう。
でも食べきれないのでなんとか我慢(>_<)
もし近所にあったら、毎日通ってしまいそうな危険なお店です!
興奮が落ち着いてからよくよく考えると、水木しげるロードの各お店は、だいたい妖怪だのみのラインナップになっています。
目玉おやじ饅頭、妖怪せんべい、妖怪焼酎、妖怪Tシャツ、いったんメモ(いったんもめんの形のメモ用紙)・・・・
妖怪・妖怪・妖怪。
それに倣うと、梨のかき氷なら「砂かけ婆氷」とかになるはず。
でも「うえだ」さんは、妖怪色一切なしの実力勝負で、一番人気です。
まじでスゴイ。
そうそう、しかも激安( *´艸`)
手作りフルーツシロップで400円はありえない。
ごちそうさまでした!
一番近い皆生温泉で一泊
さすがに日帰りはつらいので皆生温泉に一泊して、露天風呂と魚介を堪能。
翌朝も快晴、日本海を満喫して帰りました。